洋書を読む読書会

三重県で読書会を開いています

1回目の結果(世界がもし100人の村だったら、ロンリープラネット)

前回の記事に続きまして1回目の記録、今回は後編です。
後半は、いわゆる読書会というよりも、本をきっかけにいろいろおしゃべりを広げていくスタイルになりました。
おしゃべりの内容をそのまま記録すると冗長になるので箇条書きで行きまーす。

☆☆☆

 

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【Aさん持参本】世界がもし100人の村だったら(写真左上。カバー無し)

・持参した理由
手元に洋書がない中、一つだけ日英併記の本なので持って来た
もともとは母親が持っていた本
当時小学生だった自分が辞書で調べた単語の意味が書き込まれていて和む

チェーンメールSNS
この話、もともとチェーンメールで出回っていたものを再録したものらしい
チェーンメールって懐かしいけど、今ならSNSでバズった内容を書籍化するようなものか
SNSと言えば、フェイスブックをしなくなった
社会人になって友達だけでなく職場の人ともつながってしまったから、下らないことやプライベートなことを発信しづらい
SNSでも匿名でしたがるのが日本人らしい

・作者のサイン
表紙をめくったところに作者(再録者)のサインがある
「Think globally, act locally」
恐らく母親が作者のサイン会で書いてもらったもの
この考え方は今の自分の仕事をしていると大事だなと思う

・2020年の今この本を読むということ
この本が話題になったのがもう20年前という事実にもびっくりだが、人種やLGBT、富の偏在とか今も問題となっている話題にも触れられており古びていない
というか、富の偏在や人種問題など近年いっそう悪化しているのでは
折しもアメリカではBLMデモの真っ最中だし
地球上の人口が63億人から77億人とわずか20年で急増していることも衝撃

 

【Oさん持参本】ロンリープラネット ジャパン(写真右上)

・持参した理由
これは国別に出版されている旅行ガイドで、いわゆる海外版「地球の歩き方
バックパッカーをしていた頃、当時はスマホが無かったからこういうガイドブックを使っていた
ロンリープラネットは海外で一番読まれているガイドブックのシリーズだが、外国人向けの本なので仕事でも生かせるかなと思って買い、いま読んでいるところ

・外国人目線から日本を紹介する
日本人が書いた英語での観光案内文って堅くて、読んでいて面倒くさくなってくるのだが、その点この本ならネイティブ目線で日本のどこが面白いのかが分かってくる
例えば「寿司は素手で食べても失礼でないほとんど唯一の食べ物」という情報は日本人からは出てこない
自分も外国人に読まれる文章を書くことがあるが、せっかく日本に興味を持って来てくれている人たちに見せるものなので、質の高い英語を提供したいと思っている 

・中華圏で読む英語の意外な難しさ
本書の英文は簡単ではないが内容が日本のことなので何となく分かる
これが全然知らない国のガイドブックだと分からないだろうなと思う
台湾にいたことがあるが、現地の情報を英語で読んでもよく分からないということがあった
そういうときは漢字の方が何となく分かったりする 

・日本人は意外と本を読まない?
本書の最後の方に日本の歴史とか産業構造、建築や女性の地位のことまで紹介されていて読み物としても面白く、その国のことを理解するのに勉強になる
そもそもガイドブックなのに写真があまりなく、ほとんど文章
経験上、欧米の大学ってすごく本を読まされる
本を読んで知識を得ることに対するアンテナが高いように思う
(OさんもAさんも北欧にいたことがあるので特にそう感じる)
いっぽう日本人は、「地球の歩き方」でも写真が多いが、文章よりも写真や絵で情報をインプットしたがるのではと思った。

 

☆☆☆

 

以上、当時の簡単なメモをもとに雑にまとめたため本の持参者が全てしゃべっているみたいになっていますが、実際には3人が自由に発言した結果がこれです。
こうやって文字にするとカオスですし、本を触媒に思い出話や時事ネタなどあちこち話題が飛んだのも事実ですが、現場にいると「こういう読書会も楽しいな」と思えるような刺激的な会でした。
次回もこんなスタイルでできたらいいなーと思います。

次回…

ええ、次回の開催はまだ決まっていません。

東京以外でもコロナ感染者が再び増えてきているので難しいですね。
状況をみて安全な開催時期や開催方法を検討したいと思います(要約:それまでごろごろしています)。
それと自分がストックしている本も読み進めねば。